庭の花々。
麗らかな春の陽光を浴びて
当店の庭に春の花々が咲いています。
キクサキイチゲには春の妖精が宿っていそうです。
ミヤコワスレは春の日を浴びて微笑んでいるかのようです。
一句 存在の 儚くもあり 春の花 てんちょう
≪キクサキイチゲ≫
≪ミヤコワスレ≫
花は来るべき季節に咲き、そして散っていきます。
もの言わず、ひっそりと咲いています。
見られようが見られまいが、
そこで精一杯咲いています。
花に教えられます。
「人に見られようが見られまいが、主体性をもって精一杯生きよ」と。
主体性をもって生きることができれば
どんな場所でも「真理・真実」の場所です。
臨済宗の祖、臨済義玄禅師の「随所に主と作る」の教えを
花は無言で説いているようです。
てんちょう
2024-04-25 17:33