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掛け軸の専門店 香遊オンラインへようこそ! 店長が厳選した掛け軸 約500点の品揃え!

しまえなが。

今、人気の「しまえなが」の色紙が入荷しました。

ほんとに愛らしく、ほんわかさせてくれる色紙です。

中谷文魚 画伯の真筆作品になります。

色紙 しまえなが◆中谷文魚

≪しまえなが 中谷文魚 筆≫

色紙 しまえなが◆中谷文魚

≪色紙掛けに掛けたイメージ≫

※写真をクリックいただくと商品ページをご覧いただけます。


掛け軸 秋草。

8月も下旬になりましたが

まだまだ暑い日が続いています。

でも季節を少し先取りして「秋草」の掛け軸をご紹介します。

一句 掛け軸の なかの草花 秋近し  てんちょう

掛け軸 秋草◆川島正行 尺八横

≪掛け軸 秋草 川島正行≫

掛け軸 秋草◆川島正行 尺八横

≪床に掛けたイメージ≫

※写真をクリックいただきますと拡大写真をご覧いただけます。

秋の七草の中の、桔梗・萩・女郎花(おみなえし)・すすきが

風情豊かに描かれています。

淑やかで気品にあふれた秋草が爽やかな風にかすかに揺れ、

秋ならではの情景を存分に楽しめます。


掛け軸 蓮の花。

夏の掛け軸として定番なのは

蓮の花の掛け軸です。

特にお盆の時期に掛ける掛け軸として最適です。

鈴木優莉先生の掛け軸 蓮心(れんしん)をご紹介します。

一句 信を得て 大安心よ 蓮の花  てんちょう

掛け軸 蓮心(蓮の花) 鈴木優莉

≪掛け軸 蓮心≫

掛け軸 蓮心(蓮の花) 鈴木優莉

≪床の間に掛けたイメージ≫

※画像をクリックいただきますと商品ページがご覧になれます。

蓮(はす)は、泥の中から清い花を咲かせます。

泥は、濁りに満ちた、娑婆(しゃば)を意味します。

娑婆とは、私たちの住んでいる世の中です。

この娑婆において、清らかな蓮の花のような存在になっていく。

この真理を聖蓮花(蓮の花)の掛け軸は表象しているともいえます。


~この掛け軸「蓮心(れんしん)」の特徴~

蓮の葉に溜まっている水滴が「心」の文字を表しております。

2枚の蓮の花びらが、重なり合う様は、まるで手を合わせているかのようです。

薬師寺。

古都奈良の文化財のひとつとして世界遺産に登録されている薬師寺。

奈良時代には「南都七大寺」として東大寺や法隆寺などと並んで朝廷の保護を受けていた大寺院です。

本尊の薬師三尊像は世界一美しい仏像と名高く、

やさしい微笑みは仏さまに包み込まれるような安心を私たちに与えてくれます。

一句 雨あがり 雲の湧き 薬師寺の初夏  てんちょう


≪薬師寺◆稲垣雅彦筆≫


≪床の間に掛けたイメージ≫

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般若心経、百万巻の写経勧進をおこない金堂、西塔など薬師寺の伽藍の復興に

尽力された高田後胤管長は、般若心経の説く「空」のこころを

「かたよらない こだわらない とらわれない

広く広くもっと広く」

そこから理想の世界が開けてくると

たいへん分かりやすくお説きくださいました。

庭の花々。

麗らかな春の陽光を浴びて

当店の庭に春の花々が咲いています。

キクサキイチゲには春の妖精が宿っていそうです。

ミヤコワスレは春の日を浴びて微笑んでいるかのようです。

一句 存在の 儚くもあり 春の花  てんちょう

キクサキイチゲ

≪キクサキイチゲ≫

ミヤコワスレ

≪ミヤコワスレ≫

花は来るべき季節に咲き、そして散っていきます。

もの言わず、ひっそりと咲いています。

見られようが見られまいが、

そこで精一杯咲いています。

花に教えられます。

「人に見られようが見られまいが、主体性をもって精一杯生きよ」と。

主体性をもって生きることができれば

どんな場所でも「真理・真実」の場所です。

臨済宗の祖、臨済義玄禅師の「随所に主と作る」の教えを

花は無言で説いているようです。

てんちょう

端午の節句。

5月5日は、「こどもの日」。

祝日に定められ、男の子のいる家庭では、

子供が健康に成長して立派になってほしいという思いを込めて、

五月人形などが飾られます。

また、四季のある日本において環境に応じてたくましく育っていけるように、

季節の花を題材とした掛け軸を飾り五月人形の周りに季節感を演出します。

一句 健やかな 吾子の成長 風薫る  てんちょう


≪兜 宮川雅秀≫



~鯉の滝昇り~

中国・黄河の上流に竜門(りゅうもん)という滝があります。

この滝を登りきった鯉が竜に化したという故事があります。

登竜門(とうりゅうもん)とは、立身出世の関門で、

ここを登る鯉の図柄は、立身出世を願う縁起の良い図柄とされています。

一句 うららかや 登竜門を 昇り終へ  てんちょう

掛け軸 瀧登鯉◆松村雄山

≪滝登鯉 松村雄山≫

桜の開花が待たれます。

お彼岸だというのに、寒い日が続いています。

春のうららかな日和、そして桜の開花が待たれます。

桜の掛け軸を鑑賞して、少しでも花見の気分を味わっていただけたら幸いです。

一句 花を待つ これも風流 なりしこと  てんちょう

掛け軸 春の小京都◆川島正行

≪春の小京都≫

掛け軸 春の小京都◆川島正行

≪春の小京都≫

高浜虚子の句に

咲き満ちて こぼるる花も なかりけり

という句がありますが、まさにそんな感じの掛け軸です。

桜は、日本人とって心のふるさとです。

満開になると散り際も潔い。

日本人のこころはかくありたい…と思います。

いずれにせよ暖かな日が待たれます。

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立春です。

今日は立春です。

暦の上では春を迎えましたが、まだまだ寒い日が続きます。

当店の庭では、蠟梅が咲き、自生の万両がたわわに実をつけています。

これから少しずつ春に向かっていくんですね。

一句 立春や 花は明歴々と咲く  てんちょう

ロウバイ

≪ロウバイ≫

万両

≪万両≫

当店のある辺りの土壌が適しているのでしょう。

鳥たちが種を運んでくれて、万両があちこちで自生しています。

あと南天もあちこち自生しています。

そして、みのった実を鳥たちが次々に食べていき、なくなっていきます。

また、鳥たちに運ばれた種がどこかで発芽して自生してゆくのでしょう。

当たり前のことのようですが、不可思議なことです。

こんな環境で暮らせることが有り難く思われます。

一句 万両の 繫殖は鳥まかせなり  てんちょう

百花の魁(さきがけ)。

百花に魁(さきがけ)て年明けに最初に花を咲かせる梅は、

厳寒の中においても見事に花を咲かせることから

忍耐強さと大願成就に繋がるといわれています。

また、春を告げる花としても知られ、清らかな鳴き声を持つ鴬と共に、

春の訪れを感じさせる縁起図です。

梅に鴬の掛け軸をご紹介いたします。


≪梅に鴬 林 昂月≫


≪床に掛けた図≫

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梅の花は、古来より日本人に愛される花です。

「渓梅一朶香」(けいばいいちだかんばし)という禅語があります。

誰にも見られないような渓谷に一輪の梅が芳しく香っています。

見られようが見られまいが、一心に咲き香りを放っています。

人間もどんな場所でも自分の置かれた場所で精一杯、

主体性をもって生きるなら、

芳しい香りを放つがごとく、

その場所が真理、真実の場所となります。

店長 周戸克己

謹賀新年。

年が明け、2024年を迎えました。

お客様、私どものHPをご覧いただく皆様方、お取引先様

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

一句 元旦に この世の無常 痛感す  てんちょう

掛け軸 富士◆岩田東嶺 尺八横

≪掛け軸 富士◆岩田東嶺≫

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昨日、元日に能登半島地震が発生しました。

被災された方々、被災地の方々に心よりお見舞い申し上げます。

お正月、しかも元日に大地震が起こる…

他人事ではありません。

日本列島に棲む限り、地震はいつどこで起こるかわかりません。

この世は「無常」です。

「無常」という真理は、変えようの無い真理です。

このことを、よく肚に据えて生きねばと強く思う次第です。

掛け軸の専門店 香遊オンライン 店長 周戸克己

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