胎蔵界曼荼羅 金剛界曼荼羅
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両界曼荼羅(りょうかいまんだら)とは何か?
両界曼荼羅とは、真言宗の開祖 弘法大師 空海(こうぼうだいし くうかい)が、平安時代に中国から日本にもたらしました。
それは全仏教の究極にあるという諸仏の宇宙を示すもので、真言密教の二つの教えを示しています。
胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)は、万物の根源にあるという大日如来の不可思議な働きが説かれている「大日経」(だいにちきょう)によって描かれています。
中央に示す大日如来は周囲に描かれているさまざまな姿に化身しますが、人間も含めて全ては如来の胎内にあるといわれます。
ですから、胎蔵界曼荼羅は慈悲を表します。
金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)は、「金剛頂経」(こんごうちょうきょう)によって描かれています。
大日如来は十万といわれる教えを説かれましたが、そのうち九つの場面で示された世界だといわれます。
金剛界曼荼羅は智慧(ちえ)を表します。
大日如来とはどんな仏か?
大日如来は大きな日輪のように輝く仏という意味です。
原名のマハーヴァイローチャナは「光明遍照」(こうみょうへんじょう)と訳されますが、経典では「大毘盧遮那仏」(だいびるしゃなぶつ)と記されていることが多いです。
毘盧遮那仏といえば奈良の大仏さまが思いおこされますが、奈良の大仏さまは「華厳経」(けごんきょう)によって造形された仏さまで、大日如来の前段階であります。
「華厳経」ではお釈迦さまも毘盧遮那仏と表記されており、仏さまは輝くものという一般名詞でした。
しかし、大日如来とよぶとき、万物の本質は光であり、胎蔵界の中央に坐す五仏をはじめ、全方位に諸仏の光を表すといわれます。