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婆子焼庵(ばすしょうあん)

禅の修行方法の一つに、公案(こうあん)を師からもらって工夫する仕方があります。

公案とは、一言でいえば禅の課題で、相対的とか絶対的とかいう対立的な考え方を超えた統一を体験させるのが目的です。

その一つに「老婆が庵を焼く(婆子焼庵ばすしょうあん)」という公案が、禅書の「葛藤集」にあります。

「昔、ある老婆が、庵を建てて一人の修行者を住まわせ、20年もの間丁重に仕え、かつ世話をしていた。ある日、いつも彼に食事の給仕をさせる自分の娘に言いつけて、いきなり修行者に抱きついて愛をささやかしめる。するとかの修行者は、古木が氷の凍てついた巌に寄り添ったようなものだ。寒中に暖気などあるわけがないように、私には暖気(色気)など、まったくないと娘をつっぱねてしまう。娘は帰って来て、ありのままを母の老婆に伝えると、老婆は以外にも腹を立てて、なんだ私は20年間もそんなくだらない人間に大切に仕えていたのか!と、その修行者を追い出し、彼が住んでいた庵まで焼き払ってしまった。」

といのがその内容で、「そのとき、お前ならどうする?」というのが公案です。

松原泰道著「わたしの般若心経」より

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